【お食い初め】お祝いの準備はいつから始める?やり方や必要な品を解説します!

Share :

初めてお食い初めのお祝いをする時に「いつから何を準備したらいいの?」と悩み、色々とネットで検索される方も多いのではないでしょうか?

百日祝い(ももかいわい)や真魚始め(まなはじめ)とも呼ばれるお食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長と健康を願う伝統行事で一生に一度のお祝いですから、しっかり準備して大切な思い出にしたいですね。

この記事では、お食い初めをいつから準備するのか、お食い初めに必要な品や内容と、手間をかけずにお祝いする方法などを解説します。

また、さまざまなスタイルでお食い初めをお祝いする「中納言のお食い初め」も紹介しますので参考にしていただければ幸いです。


創業昭和25年の活 伊勢海老料理中納言は、
日本の伝統的なお食い初めの儀式を手軽に レストランで、ご自宅でご利用いただけます。
レストランでお食い初めの儀式任せたい方は>>
ご自宅でリラックスしてお食い初めをされたい方は>>
関西・阪神間にお住いの方は、宅配もご利用いただけます。詳しくは>>

お食い初めの準備はお祝いの10日前後を目安に始めましょう

お食い初めをする家族

お食い初めは、お宮参りに続く生後100日目に迎える節目です。準備はお祝い当日の10日前頃から始めると余裕が生まれますよ。

まずは、最初に決めておくポイントを押さえましょう!

ポイント①お祝いの参加者や招待客を決める

最初に、お食い初めを誰と祝うかを決めましょう。
人数を最初に決めると、お祝いの準備がスムーズに進みますよ。
昔は親戚も招待して大人数でお祝いしていましたが、最近では以下のように少人数で行うケースが増えています。

  • パパとママだけで行う
  • 祖父母を招待する
  • 祖父母や兄弟を招待する

また、お食い初めには赤ちゃんと同性の最年長の人が「養い親」の役目をする必要があります。
養い親は祖父母がする場合が多いようですが、両親や家族みんなで交代しながら行う家庭もあり、時代の流れとともに変化しています。

まずは養い親を誰がするのかを決めると、招待する人も検討しやすいでしょう。

ポイント②お食い初めの日程調整

お食い初めは生後100日目にお祝いしますが、まずはパパの会社やママと赤ちゃんの体調を優先しましょう。

お祝いの参加者の都合もありますし、最近では仕事をしている祖父母も多いため、日程調整しにくいかもしれません。
そのため、生後100日目にこだわらずに土日祝を利用するなど、気持ちよくお祝いできる日程で予定を組んでみてはいかがでしょうか?

また、お食い初めは生後110日~120日目にお祝いする地域もありますので、地域の風習についてご家族や友人に確認すると安心ですね。

ポイント③お祝い場所を決める

どこでお食い初めをするかも重要です。
お祝い場所は自宅か、レストランやホテル・料亭など外食のどちらかが一般的です。
まずは、それぞれのメリット・デメリットから検討しましょう。

  • 自宅
    自宅は、赤ちゃんがリラックスした雰囲気の中でお祝いできます。
    お食い初めに必要な品をコストをかけず用意できますが、揃える手間がかかり予約が必要な物もあります。
    通販商品を利用する場合は品物にもよりますが、多くが5日前後で届くようです。
    また、お祝いの準備や片付けなどは全て自分たちでしなくてはいけません。
  • 外でのお祝い
    外でのお祝いは、お食い初めのプランを利用すると準備いらずでお祝いができます。
    消費税やサービス料を含むため、自宅のお祝いよりもコストは高くなります。
    また、店舗までの移動があり、寒い時期は赤ちゃんとママの体調への配慮も必要です。

    予約の期限は一週間前後が多く、人気店では予約が取りにくい可能性があります。
    祖父母を招待する場合は、お宮参りの時にスケジュールや意向を確認しておくと調整しやすいですね。

お食い初めの準備はお祝いする場所によって手間が変わってきますから、早めに決めておきましょう。

お食い初めには何を準備する?

お食い初めの赤ちゃん

お食い初めは「お食い初めの儀式」と「歯固めの儀式」の2つから構成され、それぞれに必要なアイテムがあります。

お食い初めの料理

お食い初めの儀式は食べ物を食べる真似をするため、料理が必要です。
儀式に使う料理は「ご飯・汁物・焼き魚」の3品を使い、それぞれに「赤飯・吸い物・鯛の塩焼き」を使うのが一般的です。

また、お祝いの席にふさわしい3品を含んだ「一汁三菜」の献立を用意することが多くなっています。
お食い初めでは「ご飯・吸い物・煮物・焼き魚」に「香の物」か「なます」のどちらかを準備した5品を用意します。

一汁三菜はお食い初めに必須な献立ではありませんが「ご飯・汁物・焼き魚」の3品は儀式に使用するので押さえておきましょう。

招待客の食事

招待客がいる場合は、食事代が内祝いや祝い金のお返し代わりになります。

招待客の食事代の相場は、自宅のお祝いは1人5,000円~10,000円、外でのお祝いは6,000円〜20,000円の価格帯が多くなっています。

招待した方に日頃の感謝の気持ちを込めて、美味しい食事で楽しいお祝いの時間を過ごしてもらいたいですね。

食器

お食い初めの食器は「漆器の膳」を使用します。
正式な漆器の膳は「飯椀・汁椀・平椀・つぼ椀・高坪(たかつき)・平皿」です。
漆器の色は男女で異なり、男の子は内側と外側の両方が朱塗り、女の子は内側が朱塗りで外側が黒塗りを使用します。
最近では離乳食に使うベビー用の食器や、木製・陶器など形にこだわらずお祝いの後に使えるものを準備する方もいます。

歯固め石

歯固め石は、歯固めの儀式で使用するアイテムです。
形や種類、数に正式な決まりはありません。
入手方法は、神社の境内に設置してある専用の石をお借りしたり、河原や海岸などで拾ったりとさまざまです。
また、タコやアワビ、栗や梅干しなどの食材を代用品として使用する地域もあります。

祝箸

祝箸は両口箸(りょうくちばし)柳箸(やなぎばし)とも呼ばれ、お正月やお祝いの席などで使われるお箸です。
折れにくい白木から作られ、箸の両端が細く削られています。
祝箸は箸の片方を神様に使ってもらうことで、ご加護を得る意味が込められているので準備しておきたいですね。

衣装

お食い初めの服装に決まりはありませんが、お祝い事での赤ちゃんの正装は「色付きの小袖」です。
歴史のある伝統行事を着物を着て記念写真に残すのも素敵ですね。
ただし、普段着慣れていない小袖に赤ちゃんが不機嫌になってしまうことも。
最近では着心地の良い小袖タイプやタキシード型のロンパース、ベビードレスなどもあります。
一生に一度のイベントを、おしゃれな装いでお祝いするのもおすすめです。

お食い初めの決まりは多くありませんが、ポイントを押さえておくと準備しやすいですね。

お食い初めを自宅で祝う場合の準備は?

お食い初めをする家族

お食い初めを手作りでお祝いしたい方は、どこまで自分たちで準備するかで手間や時間が変わってきます。

お食い初めに使われる食材と意味

お食い初めのメインになる料理は、さまざまな食材が使われます。
儀式に使用する「赤飯・吸い物・焼き魚」のほかに、一汁三菜のメニューでお祝いしようと考えている方は、どの食材を使用するか意味を知ってから準備するのも一案です。

  • 赤飯
    赤飯は「ささげ豆」や「小豆」を使用し、もち米を赤色に染めます。
    赤色には魔除けや邪気払いの意味が込められており、お祝いの席でもよく使用されます。
  • 吸い物
    吸い物は吸うものが語源となっており、吸う力が強くなるようにという願いが込められています。
    具材は夫婦円満や良縁祈願の意味がある「ハマグリ」がよく使われます。
  • 焼き魚
    焼き魚は、お祝いの席で見かける「鯛」がよく使われます。
    鯛は赤い姿をした長生きする魚であることから、長寿や魔除けの意味があります。
    また、尾頭付きの焼き魚は物事を最後までやり遂げる意味があります。
  • 煮物
    煮物は、家族が仲良く過ごせるようにという意味があります。
    「人参・ごぼう・大根」などの根菜類は土地に根付く、「レンコン」は先見の明、「里芋」は子孫繁栄の意味があります。
  • 香の物
    香の物は、臭い消しのために大根を使ったことが由来とされています。
    表面にシワがある姿が長寿を連想させる「梅干し」や、香の物の代わりに縁起の良い組み合わせの「紅白なます」「タコの酢の物」を使うこともあります。

お食い初めの儀式では「ご飯・汁物・焼き魚」があればお祝いできますが、健康や幸せの願いを込めているお祝いですから、縁起の良い食材や料理を準備してみてはいかがでしょうか。

お食い初めの準備に手間をかけたくない時は通販の利用も

自宅でお食い初めをしたいけれど、準備に手間をかけたくない方や忘れ物がないか心配な方には通販やレンタルを利用する方法もあります。

  • お食い初めフルセット(参加者の料理を含む)
    お食い初めの料理・お祝い後の食事がセットになった商品です。
    準備いらずでお祝いできる食器・歯固め石など、器や小物がセットになった商品もあります。
  • お食い初めの儀式に使う料理のみ
    赤飯・吸い物・鯛の塩焼きがセットになった商品です。
    歯固め石をプラスした商品もあり、お祝い後の食事や食器を準備できる方におすすめです。
  • 鯛のみ
    尾頭付きの鯛を自宅で調理できない方や、鯛を入手しにくい方におすすめです。

通販商品は上記以外にもさまざまな組み合わせの商品が販売されているので、自分たちで準備できる品に合わせて選べますね。

お食い初め料理以外にこんな通販商品も

  • 食器レンタル 
    漆器の膳は購入しても使用頻度が少なく、収納場所に困ることも。
    お食い初め用の漆器セットは、女の子用の黒色と男の子用の朱色の2色から選べる商品もあるので便利です。
  •  
  • 衣装レンタル
    小袖やベビードレスは誕生日やお祝いに使えますが、それ以外では使用する機会は少ないですよね。
    レンタル商品は赤ちゃん用の華やかな衣装が豊富にあるので、用途に合わせて選べます。
  • 歯固め石と乳歯入れ
    歯固め石を購入した方は、乳歯と一緒に収納できる商品があります。
    お食い初めの楽しい思い出を蘇らせてくれますね。

お祝い当日に準備のし忘れで困らないよう、お食い初めのリストを作っておくと安心です。

お食い初めのやり方と内容

お食い初めをする赤ちゃん

お食い初めはお食い初めの儀式と歯固めの儀式を一緒に行い、儀式には決められた流れや順番、動作があります。

お食い初めの儀式の流れと内容

最初にお食い初め料理の「赤飯・吸い物・焼き魚」を使い、お食い初めの儀式を行います。

以下の順番で、養い親が赤ちゃんの口元に食べ物を運び食べる真似をさせます。

1. 赤飯
2. 吸い物
3. 赤飯
4. 焼き魚
5. 赤飯
6. 吸い物

1~6の流れを基本の1回として、3回繰り返します。

お食い初めの頃は、赤ちゃんの飲み込む機能が育っていない時期なので、実際に食べ物を口の中に入れないよう注意しましょう。

歯固めの儀式のやり方

お食い初めの儀式に続いて「歯固めの儀式」を行います。

養い親が箸先で歯固め石にちょんちょんと触れ「丈夫な歯が生えるように」と願いながら、直接箸先を赤ちゃんの歯茎に1回当てます。

以上がお食い初めの儀式と歯固めの儀式の流れです。

せっかくお祝いするなら、儀式の流れや順番は間違えないようにしたいですね。

自宅やレストランで祝う中納言のお食い初め3選

活伊勢海老料理専門店「中納言」は、お食い初めのお祝いスタイルに合わせてお選びいただける3タイプをご用意しております。

伝統の味とおもてなしで皆様のハレの日にお力添えいたします。

準備いらずでお祝いできる「お食い初め重」

全国の皆様にお届けする「お食い初め重」は、厳選した山海の幸を使い、細やかな手業で仕上げた3種類から選べます。

一汁三菜をベースに彩り豊かな料理を少しづつ詰め合わせた「慶び」
新鮮な鮑を柔らかく炊き上げ盛り込んだ「雅」
華やかな伊勢海老と鮑が心とお腹を満たす「宴」

お祝いの席を多彩に彩る縁起の良い料理が、楽しく賑やかな雰囲気を盛り上げるエッセンスになります。

お食い初めのお祝いでは、お重をそのまま食器代わりにお使いいただけます。
お吸い物・歯固め石・祝箸や式次第をお付けしていますので、準備いらずでスムーズにお祝いができます。

吟味した素材の味が活きる宅配の「お食い初め膳」

阪神エリアの皆様にお届けする宅配の「お食い初め膳」は、お祝いに欠かせない食材を少しずつお弁当にまとめました。
天然調味料のみを使用した料理の数々は、口の中に優しさが広がり心も満たしてくれます。

お食い初め膳には歯固め石と祝箸をお付けしています。
また、オプションでご用意している祝鯛(鯛飾り付き)とお吸い物を合わせていただくと、簡単にお食い初めの品が揃います。

老舗の味とおもてなしでお祝いする「お食い初め膳」

中納言レストランのお食い初めプランは「お食い初め膳」とオリジナルサービスをご用意し、皆様のお越しをお待ちしています。

お食い初め膳は、鯛の尾頭付き・すまし汁・赤飯・煮物の4品です。
吟味した食材を使い、丁寧に仕上げています。
歯固め石をお膳に添えていますので、スムーズにお食い初めの儀式から歯固めの儀式へ移れます。

また、特別な一日になるように3つのサービスをご案内いたします。

  • バスケット型で赤ちゃんが横になったまま安全に移動できる「クーファンの貸出」
  • 赤ちゃんのお名前を使った「メッセージカードのプレゼント」
  • お食い初めのさまざまなのシーンを撮って帰りの際にお渡しする「記念撮影のサービス」

儀式の進行をスタッフがお手伝いいたしますので、お祝いをゆっくり楽しんでいただけます。

お食い初めのお祝いの後は、伊勢海老料理専門店ならではの見た目にも華やかな料理で楽しいひと時をお過ごしください。
中納言レストランでは、お子様から大人の方まで満足いただける人気メニューや季節限定のメニューを取り揃えております。

中納言のレストランで行うお食い初めは、7日前までのご予約をお願いしております。
なお、お食い初め膳以外のメニューは別途ご注文いただいておりますので、ご予約の際にお申しつけいただくとご提供までがスムーズです。

中納言のレストランは全店舗無料で個室をご利用いただけます。
少人数から大人数のご利用も対応可能で、テーブル席や掘りごたつのお座敷なども用意しておりますので、ご予約時にお申し付けください。(店舗により異なりますので、詳細は各店舗情報からご確認ください)

また、ご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

中納言でハレの日を心に残る大切な一日に

忙しい中でのお食い初めの準備は大変ですが、一つ一つの手間や時間が心に残るものになるのではないでしょうか。
中納言は慌ただしい毎日に「お料理とおもてなし」で、つかの間の安らぎをお届けします。

人生の小さな一歩は始まったばかりです。
これから迎える七五三や入学式など、大切な節目の一日を笑顔で迎えられるよう中納言がお手伝いいたします。