お⾷い初めのやり⽅とは?祝い方や誰を呼ぶか、準備、食べる順番を紹介します

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お食い初めは一生に一度のお祝い事であり、平安時代から行われてきたとされる伝統的な行事でもあります。
しかし、その時期や準備するもの、方法に迷われる人もいるのではないでしょうか?

この記事では、お食い初め儀式の基礎知識として、一般論や地域ごとの違い、やり方についてまとめていますので参考にしてください。<

お⾷い初めの儀式とは?

お⾷い初めってどんな儀式

お食い初めは、「一生涯、食べることに困らないように」「たくさん食べて長生きしますように」などの願いを込めお子様に食事することを模擬体感させる儀式で、お子様の生後100日目に行われます。儀式では歯固め石を使う「歯固めの儀」も行います。歯固めの石を儀式で使用することで、「石のように固い丈夫な歯が生えますように」との願いも込められています。歯固めの儀についても後ほど詳しく解説しますので参考にしてください。 お食い初めは、地方によっては「百日祝い(ももかいわい)」や「歯固め」「食べ始め」と呼び方がさまざま。 近年では、お子様の生後30日後に行うお宮参りとお食い初めを合同で行なう家庭も増えているようですよ。お祝い当日のプランをしっかり立てて素敵な一日にしたいですね。

地域によって違いがある?

お食い初めの儀式は地域によって呼び方に違いがあるように、やり方にも違いがあります。一般的には赤ちゃんの生後100日の頃に行うお祝いとされますが、関西ではお食い初めの時期を延ばす(食い延ばしする)と長生きするということから長寿への願いをこめて120日以降の吉日に行う場合もあるようです。

歯固めの石の代わりに「多幸」という語呂合わせで「タコ」を使用する地域もあるとか。「吸盤のようなきれいな歯並び」という意味もあるようです。お食い初め膳で使用する食材それぞれにおせちと同じようにいわれがあります。赤ちゃんにとって「食」に関する初めてのお祝いですので、意味を調べて赤ちゃんの幸せを願うのも素敵ですね。地域差についてもインターネットで検索したりおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみるのもひとつです。

お食い初めはだれを呼ぶべき?

さて、お食い初めの儀式は誰と行うものなのでしょうか?
昔はお子様のご両親とご祖父母の方々、親戚などを呼び大人数で集まって行なう場合もありました。
しかし現代では、核家族化が進んだことや、ご祖父母の方々のご都合が合わないこともありご夫婦だけで、またご家族のみで行うことも多くなってきています。

儀式の伝統的な形式上、男の子の場合はご主人側の長老が、女の子の場合は奥様側の長老がなど言われますが、ご家族で相談して思い出に残るお食い初めができると素敵ですね。

レストランでお食い初めを楽しみたいお客様へ

折角の行事ですから参加される方へのお料理をこだわりたい、集まりが大人数で準備が大変という方へのおすすめはレストランでのお食い初めメニューです。中納言では、お食い初めの儀式用料理はもちろんのこと、ご出席の皆様にお楽しみいただけるメニューもたくさんご用意いたしております。
またお店でお食い初めを行うことによってお料理の準備だけでなく、儀式のやり方や説明、写真撮影も行いますので赤ちゃんのお祝いに集中できるのもお店でお食い初めをするメリットです。

お家でお食い初めを楽しみたい方へ

お食い初めをご自宅で楽しみたい方むけに、お食い初めセットの弁当や冷凍商品をご案内しています。
産後で体調のすぐれない場合やお食い初めの準備をする時間がない場合などにぴったりですよ。

お食い初めの儀式の流れ

ここでは、お食い初めのやり方を詳しく解説していきます。

お食い初めで準備するもの

お食い初めで準備が必要なものは、お食い初めのお料理、⻭固めの石、食器、祝箸です。お食い初めの献立は、一汁三菜が基本となり、以下が代表的なお食い初めの献立一覧です。

  • 尾頭付きの焼き魚(鯛など)
  • 赤飯
  • 吸い物
  • 煮物
  • 香の物か梅干し
代表的なお食い初めのお料理

お食い初めの食器はお子様の性別によって色が異なり、男の子は内外ともに朱色の漆器、女の子は外側が黒色、内側が朱色の漆器が用いられます。また祝箸は、主に柳の木で作られた「両口箸」「俵箸」とも呼ばれるお箸が使われます。中納言のレストランでのお食い初めでは、儀式に必要なお膳や食器・器はすべてご用意させていただきます。

お食い初めの儀式の流れ

お食い初めの儀式では、配膳をし赤ちゃんに食べる疑似体験をさせます。
その後⻭固めの儀式をして、祝い膳を大人たちで食べる流れとなります。
お食い初めの儀式は生後100日後に行われるため、離乳食も始まっていない赤ちゃんは実際には「食べる真似」をさせるだけで大丈夫です。
式の最中にはお料理と赤ちゃんを一緒に撮影しておくと良いでしょう。
子どもの成長は早いため、生後100日の姿を写真に残しておくときっと良い思い出になるはずですよ。

椀の並べ方は、写真・図を参考に並べてください。正式には、漆器で高足の御膳を食器として使用します。しかし、最近ではベビー 用の食器や今後も使える食器を新しく買って、儀式を行うことも多いです。

続いて、食べさせる真似の仕方です。お子様と同姓で最年長の親族がひざにお子様を抱き、料理を口元に持っていき食べるまねをさせます。この、お子様を抱き食べさせる真似をさせる方を「養い親」と呼び、最年長の方が養い親を務めることで「長寿にあやかる」という意味で縁起が良いとされているのです。
現在はご祖父母またはご両親がその役をされる場合が多くなっており、ご両親と赤ちゃんだけでお祝いするご家族もあります。

食べさせる(真似をする)順番は「ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯」の順に3回繰り返します。この際に、ご飯を一粒だけでも食べさせるようにし、これを「一粒舐め」と呼びます。

⻭固めの儀式は、食べ物をお箸で取って食べさせる真似をした後に行います。お箸の先を小石に触れさせ、そのお箸を赤ちゃんの⻭茎にちょんちょんとそっとあてて、石のような丈夫な⻭が生えるようにというお願いをします。誤飲の恐れもあるため、お子様の口や⻭茎に直接石を当てることは避けましょう。

以上でお食い初めの儀式は終わりですが、せっかくの機会ですので当日は赤ちゃんだけではなく参加しくださった方も一緒に記念に写真を撮ることをおすすめします。参加してくれた方に後日写真をプレゼントしても喜ばれるでしょう。また、用意した祝い膳は大人たちで食べるのが一般的です。その際、お食い初めで使った祝い膳だけでは少ないため、お祝いの席らしい仕出しなど、集まる人数を考えて別で食事を用意をしておくと良いでしょう。

歯固めの儀式

お食い初めの服装は、お食い初めの儀式をさらに思い出に残るものにするために、衣装と記念写真をご用意されるご家庭もあります。ご家族で和装で揃えたりするのもいい思い出になりそうです。服装だけではなく飾りにもこだわって準備をするパパ、ママも増えているようです。

特に決まりはありませんが、行う場所や参加する方でも服装は違ってきそうですね。例えばレストランやホテルなどで祖父母などの親族を呼んで行う場合はやはりきちんとした服装の方がよいでしょう。一方自宅で両親と赤ちゃんだけで行う場合は普段のリラックスした格好でもいいですね。

お食い初めはどこですべき?

お食い初めはどこで行えば良いのでしょうか?お食い初めを行っているお店選びもなかなか難しいですね。
中納言ではレストランでもご自宅でもお楽しみいただけます。ご都合に合わせてお選びください。

レストランでお食い初め

活 伊勢海老料理 中納言のレストランでは、お食い初めを手軽にお楽しみいただけます。 お料理は一汁三菜を基本にしており、お頭付きの焼魚、すまし汁、赤飯、煮物、香の物、歯固めの小石をご用意しております。中納言のスタッフが儀式の進行をサポートいたしますのでご安心ください。

上記以外にも、大人から子供まで楽しめる伊勢海老料理をたくさん揃えています。

中納言のレストラン人気メニュー

ご自宅でお食い初め

中納言の「お食い初め」のお料理をご自宅でもお楽しみいただけます。
お出掛けが難しい場合でも簡単にお食い初めをお楽しみいただけるよう、通販やお弁当をご用意しております。

豪華に自宅で、お食い初めを楽しみたい方へ

中納言の通販ではお食い初めに必要なお料理を詰め合わせたお食い初め重を3種類ご用意しております。全国へのお届けが可能ですので、近隣に店舗がない方でもご利用いただけます。お子様の健やかな成長を願いとっておきの膳でお祝いしてみては?

中納言のお食い初め 弁当(関西・阪神間エリア限定)

関西・阪神間エリア限定にはなりますが、宅配のお弁当もご用意しております。
厳選した食材を使用し中納言の職人が一つひとつ手作りています。配達エリアはホームページを確認ください。ご不明な点等フリーダイヤルでもお問い合わせいただけますのでぜひご活用ください。

お食い初めを思い出に残る日にしよう

お食い初めは、お子様の生後100日後に行われる楽しい特別なイベントです。
生後100日というとママは出産して100日しか経っていないということになり、まだまだ身体が重く大変な時期でしょう。
また、パパも慣れない育児に手を焼いている時期かと思います。現代ではお食い初めのレシピや情報がすんなり手に入る時代ではありますが、小さな赤ちゃんのお世話で大変な中、お食い初めの準備を自分たちで行なうのは体力的にも気持ち的にも難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
せっかくのハレの日は、お子様だけでなくパパやママにも楽しく笑顔で過ごしていただきたいものです。
中納言では、気軽にお食い初めをお楽しみいただける仕組みを豊富にご用意しております。
大切なお子様のお食い初め儀式を記念に残る1日にできるよう、中納言が料理でサポートいたしますので、ハレの日は中納言をご用命ください。