お正月のおせちの中身は、どのような料理を入れる予定でしょうか?この記事では、おせちの中身ランキングを20選で詳しくご紹介しています。みんなが好きな種類や意味、購入できるおすすめの人気おせちをそれぞれ知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
おせちの中身にどのような種類を入れるか、何が入っているものを買えば良いのか、迷っている方も多いはず。お正月用のおせちの重箱には、だいたい20種類前後の料理がぎっしりと詰まっているものです。
そこで今回は、みんなが好きなおせちの中身を「活・伊勢海老料理専門店中納言」の職人が詳しくご紹介。中納言の人気おせちの詳細やおすすめ情報とともに、結果をまとめています。みんなが好きなおせちの中身を知って、おせち作りや予約購入の参考にしてみてください。
職人が選ぶおすすめおせちの中身
みんなが好きな人気のおせちの中身から、老舗職人が厳選してまとめています。おせち料理の説明とともに、込められた意味や願いもご紹介していくので、ぜひおせちの中身選びに役立ててみてください。
伊勢海老(海老)
老舗職人が選ぶおせちの中身ランキング第一位は、「伊勢海老(海老)」です。不老長寿の意味が込められていて、華やかな見た目の姿焼きが人気です。圧倒的な存在感、万人受けする美味しさ、活用できるメニューの幅広さが、まさにおせちの代表格といえそうです。
ローストビーフ(肉)
老若男女問わずおせちの中身で人気の肉類といえば、ローストビーフです。縁起の意味があるわけではないものの、高級感があり、ワイン好きには欠かせない一品でもあります。ちなみに、中納言のおせちには、日本三大和牛の神戸牛を使用したローストビーフが入っています。
紅白かまぼこ
おせちの中身ランキングの第三位は、子どもが喜んで食べてくれる紅白かまぼこです。紅色が魔除け、白色が清浄を表し、半楕円の形は日の出をイメージしているといわれています。甘めの刺身醤油でいただくと箸が止まらなくなりますね。
いくら醤油漬け
いくらの醤油漬けは、おせちの中身ランキングの第四位。お正月らしさあふれる見た目のいくらには「子宝祈願」「おめでたい」などの意味が込められています。そのまま食べても良し、盛り付けに飾っても良し、縁起も良しと三拍子揃ったおめでたい食材です。
栗きんとん
さまざまなサイトのおせちの中身ランキングで常連の栗きんとん。とくに、女性人気の高いお品です。鮮やかな黄金色から金運上昇の意味が込められています。甘くて美味しい酒の肴でありながら、スイーツとしての役割も果たせる貴重な存在です。
サーモン
サーモンも、みんなが好むおせちの中身のひとつです。生食できるサーモンは、鮭と同じで「災いを避ける」「立身出世」の意味が込められています。洋風お節を作るときも大活躍する具材です。中納言のおせちでは、桂むきの大根で巻いたサーモン砧巻きが味わえますよ。
煮しめ
里芋やたけのこ、人参、こんにゃくなど、縁起良い山の幸をひとつの鍋で煮込んだ煮しめも、おせちの中身ランキングによく登場するメニュー。家族円満の意味が込められています。日持ちもするため、台所仕事の休養日でもあるお正月にぴったりです。
鯛
お正月のおせちの中身といえば、鯛も人気の具材です。語呂合わせで「めでたい」という意味が込められています。頭から尾まで焼き上げる姿焼きが一般的な調理法です。関西では「にらみ鯛」と呼ばれる鯛の姿焼きを飾る風習もあります。
中納言では、ヒラメではなく鯛の龍飛(りゅうひ)巻き、真鯛の南蛮漬けなどレアメニューも用意しています。
数の子
おせちの中身の代名詞ともいえそうな数の子。ニシンの卵の数の子には子孫繁栄の意味があります。ポリポリとした食感がたまらないという方も多いはず。縁起の良いするめや昆布と和えた松前漬けは、ごはんやお酒のお供にもぴったりです。
あわび
あわびは10年を超えて長生きすることから、長寿の象徴ともされています。旨味たっぷりのあわびは、日本酒やビールなど、どんなお酒にも合う一品です。見た目にも、お正月らしい高級感があります。あわび独特のコリコリ食感をお楽しみください。
伊達巻
おせちの中身にランクインした第11位は、知恵の増加や学業成就を願う伊達巻です。フードプロセッサーではんぺんのすり身を作り、卵と合わせてふわふわの伊達巻を手作りするご家庭も増えています。関東地方では砂糖をしっかり使った甘めの味が主流で、関西地方は出汁の風味が効いた甘さ控えめの味付けが特徴的です。地域によって味付けが異なるのも面白いですね。伊達巻は年末になるとスーパーなどで市販品も簡単に入手できる便利なおせち料理です。
紅白なます
紅白の水引に見立てた大根と人参を甘酢に漬けた紅白なますは、家庭の平和を願う意味が込められた酢の物です。おせち料理の箸休めにもぜひ用意しておきたい一品。柚子釜に盛り付ければ、重箱の中が一気に華やぎますよ。北海道や東北などの郷土料理である鮭の鼻先の軟骨を薄切りにし、大根や人参と一緒になますにした「氷頭なます」や、三重県では、材料を一度煮てから作る「煮なます」や奈良県では柿を入れた「柿なます」など地域によってはなますをアレンジした郷土料理もあります。
黒豆
黒豆は「まめに働けるように」と幸せを願うおせちの定番メニューです。長寿を願う紅いちょろぎと中身を組み合わせることで、「健康に働けるように」と縁起がパワーアップします。余ったらスイーツなど、アレンジしやすい食材です。
ブリ
ブリは老舗職人が選ぶ中身ランキングの第14位です。成長とともに名前が変わるおめでたい出世魚であるため、立身出世の意味が込められています。柚庵焼き、塩焼き、照り焼きと幅広い調理法が楽しめる海の幸です。
ほたて
高タンパクなホタテは、健康が気になる方のおせち料理に重宝する食材です。唯一、泳げる2枚貝であるホタテの泳ぐ姿が帆船に似ているとして、順風満帆な一年を願う意味があります。中納言では、浜焼や味噌漬けのろう焼きなど、プロならではの味付けで楽しめます。
八幡巻き
和風おせちの中身なら、京都の旧八幡村の郷土料理である八幡巻きも人気です。煮つけたごぼうをウナギや穴子、肉で巻いた一品で、幸せや安泰を意味しています。おせち料理では数少ない甘辛い味付けとなっていて、余ったらお弁当のおかずにも大活躍です。
昆布巻き
老舗職人が選ぶおせち中身ランキングの17位は、昆布巻きです。巻きには「結ぶ」という意味もあり、語呂合わせでは「養老昆布(よろこぶ)」の意味が込められています。手作りもできますが、時間がかかるため市販品の利用が便利です。
酢れんこん
酢れんこんは、れんこんを輪切りにした際、穴があることから「将来の見通しが立つ」という意味があります。酢に漬ける前に花の形に飾り切りしておくと、見栄えが華やかになっておすすめです。
たたきごぼう
たたきごぼうは関西地方に住む方のおせちの中身に適しています。関西では、黒豆・数の子・たたきごぼうを祝い肴三種と呼びます。たたきごぼうは叩いて身を開く調理法から、開運や家の繁栄が願われるおせち料理です。
田作り
関東地方に住む方の祝い肴三種の中身は、黒豆・数の子・田作りです。材料となるごまめ(カタクチイワシの稚魚)はかつて田畑の肥料として使われていた歴史があり、五穀豊穣を意味しています。煮付ける際にくるみを使用すると、香ばしさや食感を楽しめます。
おせちに好きな料理を入れる人も
みんなが好むおせちの中身ランキングを詳しくご紹介しました。しかし、最近では日本の伝統を尊重しつつも、自分の好きな料理をおせちに入れる方も増えてきました。
新年の食卓でおせちを楽しんでみたいけれど、正直なところ苦手なメニューが多く、腰が重い方もいらっしゃるでしょう。形式にとらわれない新しいスタイルで新年を迎えるのもおすすめです。今、ご自宅に重箱がなければ、ワンプレートおせちを手作りするのも素敵です。
また、販売されているおせちにも、洋食や中華などの和の枠を飛び越えた料理が入っている商品も多くあります。ご自身やご家族のお好みに合ったおせちがないかどうか、次にご紹介する中納言の公式サイトでぜひチェックしてみてください。
中納言のおせちは幅広い世代に人気
中納言では、大人から子どもまで幅広い世代に愛されるおせちを提供しています。受け継がれてきた伝統の和のおせちを基本に、洋風、中華と新しいスタイルも取り入れた豪華おせちが魅力です。
「生おせち 鳳凰(ほうおう)」3~4名様用
中納言の「生おせち 鳳凰」3~4名様用
中納言でおすすめする生おせちは、「鳳凰(ほうおう)」です。全部で28種類の料理が入っており、おせちの中身ランキングで上位を占めていた伊勢海老、ローストビーフ、かまぼこ、イクラ醤油漬け、栗きんとんなどが贅沢に詰められています。
人気のおせち料理が大集合した三段重を探している方、縁起物の伊勢海老がいっぱい楽しめるおせちを求めている方におすすめです。
※すべての生おせちは、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。
伊勢海老おせち(冷凍)「はつはる」 2名様用
中納言では、冷凍タイプのおせち「はつはる」もおすすめしています。伊勢海老、サーモンいくら親子漬、栗きんとん、数の子、あわびの煮物、黒豆、自家製焼豚など、おせちの中身ランキングにランクインしているお品がたくさん詰まっています。
解凍前の賞味期限は3か月、送料は無料です。年末年始のスケジュールがはっきりしておらず、元旦におせちをいただくかどうかわからない方、ワンプレートタイプのおせちを探している方におすすめです。
※冷凍おせちは、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。
おせち料理は多種多様!
日本の伝統のおせちは、新しいスタイルを取り入れながら、どんどん進化しています。おせちを手作りする方はこの記事を参考に、自分の好きな料理も組み合わせながらカスタマイズしていきましょう。
「今年は老舗職人が作ったおせちを食べたい」という方は、ぜひ中納言の生おせちや通販の冷凍おせちを検討してみてください。おせちの中身は多種多様ですので、さまざまな角度から楽しんでいきましょう。