おせち料理の黒豆に込められた意味や由来を解説!2024年に即完売した人気の絶品おせちも紹介します

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おせち料理の黒豆に込められた意味や由来を解説!

おせち料理に入る定番メニューのひとつに「黒豆」があります。
優しい甘みと艶やかな見た目で、誰もが知る有名な料理ですよね。
そもそも黒豆は、なぜおせちに入れられるようになったのでしょう。
この記事では、黒豆が持つ縁起の良い意味や由来を解説します。 また、金箔をまぶした黒豆が入った「活・伊勢海老料理専門店中納言」の豪華おせちもご紹介しているので、正月準備の参考にしてくださいね。

「まめに暮らせるように」の願い

黒豆煮

黒く光る艶が美しい黒豆は、昔からお祝いの席などで振る舞われる甘辛く煮込んだ豆料理です。
「田作り」「数の子」「たたきごぼう」と並び、黒豆はおせちの「祝い肴」のひとつとしても定番ですね。
おせち料理に欠かせない黒豆は、縁起の良い意味と由来が多くある食材です。
まず「まめ」は、「元気」「健康」「体が丈夫」などの意味があります。
ふっくらとしていてシワがなく艶やかな様子は、「不老長寿」の意味も持ちます。
そして「まめに働けるように」「まめに暮らせるように」との願いを込めて、おせちに入れられるようになりました。
数多くある豆類の中で黒豆が使われる理由としては、黒豆の黒い色が昔から「魔除けの色」とされ、「一年の邪気を払う」願いが込められているためです。

おせち料理に最適な黒豆

黒豆

黒豆は縁起の良い意味や由来の他にも、日持ちするので数日間で食べ切るおせちに最適です。
そのため、昔からおせちに入れる具材として重宝されてきました。
おせちはもともと、「正月3ヶ日は主婦の台所仕事を休ませる」という意味を持ちます。
そして、常温でも日持ちのする食材や調理法がおせちメニューの定番となりました。
黒豆もそのひとつで、砂糖と醤油を多く使用し煮る黒豆煮は、ある程度日持ちする料理として重宝されたのです。
また、古来の僧侶が坐禅中に黒豆煮を「座禅豆」として食していた風習も、黒豆がおせちに入った理由とされています。
じっくりコトコトと煮て作る黒豆は、後をひく旨味と甘さに加え、汁まで栄養がたっぷり。
日持ちする上に体にも良い健康食として、昔から愛されてきたのですね。

地域で異なる黒豆の作り方

鍋で煮ている黒豆

黒豆は、シワが寄らないふっくらとしたものをイメージする方も多いのではないでしょうか。
関西と関東など地方によって、黒豆煮を作る方法が違います。
関西では、黒豆のシワがなくプルンと艶やかな様子が「不老長寿」の象徴です。
しかし、関東では「顔にシワができるまで長生きできるように」との願いを込めて、わざとシワを寄せ固めに黒豆を煮ます。
一般的にシワがないふくよかな黒豆煮が好まれることが多いですが、シワが寄り固めのもっちりとした黒豆もおいしいもの。
お正月だけでなく、普段の料理に好みで使い分けてアレンジするのも良いですね。
また、黒豆はおせちの分類で「祝い肴三種」のひとつとしても日本全国で定着しています。
祝い肴三種は、おせち料理の中でも「この3種類さえあれば新年を迎えられる」といわれるほどポピュラーなメニューです。
お正月に飲むお酒「お屠蘇」と一緒に食される酒の肴であり、祝い膳の前菜といえる料理です。
そんな祝い肴三種も、関東と関西では少しメニューが違います。
関東は「黒豆・数の子・田作り」で、関西は「黒豆・数の子・たたきごぼう」といったラインナップに変わります。

【シワあり・シワなし】黒豆レシピ

ここでは、黒豆のシワあり・シワなしレシピをご紹介します。
関東風のシワあり黒豆は、少し固めで歯応えがありモチモチした食感が楽しめます。
関西風のシワなし黒豆は、ふっくらホクホクした味わいです。お好きな方を作ってみるのも良いですね。

<ふっくら艶やかでしっとりのシワなし関西風黒豆>

  • 乾燥黒豆(約250g)はよく洗ってから、砂糖約200g、醤油大さじ1、塩ひとつまみ、重曹小さじ半分と水 5カップを合わせひと煮立ちさせる
  • そのまま3時間から一晩おく
  • 落とし蓋をし、煮汁にしっかり豆を浸しながら2〜3時間煮込み豆が柔らかくなれば完成

<モチモチで濃厚さが美味しいシワあり関東風黒豆>

  • 乾燥黒豆(約250g)はよく洗ってから、砂糖約200g、醤油大さじ1、塩ひとつまみ、水5カップを合わせひと煮立ちさせる
  • みりんを少量いれるとシワができやすくなる
  • そのまま3時間から一晩おく
  • モチモチにするためには蓋をせず、なるべく空気に触れさせながら煮ていく
  • アクを取りながら1.5〜2時間煮込めば完成

中納言のおせちは金粉の黒豆入り!

金粉をまぶした黒豆入りの中納言のおせち

忙しく迎春準備がなかなかできない方におすすめなのが、中納言のおせち料理です。
2023年に即完売した人気おせちで、今年は生おせちと冷凍おせち全6種類のご用意が整う予定です。
金粉をまぶした豪華な黒豆をはじめ、中納言だけの特別なメニューをぎっしり詰め込んだ縁起の良いおせち料理を、ぜひご自宅でお楽しみください。

生おせち

中納言の生おせち

中納言の作りたて絶品料理を、重箱にふんだんに詰めた生おせち。
三段重「鳳凰」「瑞祥」「福寿」、二段重「新禧」、一段重「豊楽」の5種類をご用意しております。
伊勢海老中心の料理をはじめ、厳選素材の味を活かしたメニューを20〜30種類詰め合わせました。
中納言自慢の「伊勢海老祝盛」や「伊勢海老和み焼き」、おせちに欠かせない「丹波黒豆」「京野菜煮しめ」「北海道産数の子醤油漬」など、旨みたっぷりの料理が並びます。グルメなご家族にも大満足していただける至高のおせちです。
三段重は3〜4名様用で、二段重は2〜3名様用、そして2名様用の一段重はご家族の人数と好みでお選びください。
老舗店の究極の味をご堪能いただけます。
※すべての生おせちは、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。

伊勢海老おせち(冷凍)

中納言の冷凍おせち

全国の皆様にお楽しみいただける冷凍おせち「はつはる」。
2名様用のご家族に最適な一段重おせちです。
中納言の職人が、素材選びから調理までこだわって作った最高のおせちを、冷凍して全国へお届けいたします。
メイン料理の「伊勢海老柚子マヨネーズ焼」と「伊勢海老和み焼」を2尾紅白に見立てて配置し、周りに「栗きんとん」や「黒豆」など10種類以上の絶品料理で彩りました。 海鮮から肉類まで、食べ応えのあるラインナップとなっています。
忙しい方やおせちを受け取れない地域にお住まいの方にもお届けいたします。

※冷凍で3ヶ月保存可能です。解凍後、賞味期限は冷蔵で24時間以内となります。
また、一部の地域によってはお届けできない場合もございます。
※おせち(冷凍)は、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。
くわしくは公式ホームページをご覧ください。

おせちの黒豆を食べて健康を祈る

お皿にのせた黒豆

古くからあるおせち料理は、現代に受け継がれた大切な伝統文化です。
その中に入る定番料理の黒豆には、「まめに暮らせるように」「まめに働けるように」の願いや「元気」の意味が込められています。
関西・関東など地域によって作り方は違いますが、好みの食べ方が1番です。
1年の始まりに、健康を願って黒豆を美味しく食べたいものですよね。
何かと忙しい年末、手作りがなかなか難しい方には、中納言のおせちがおすすめです。
人数や好みに合わせて、三段重から一段重まで計6種類ご用意する予定です。
ぜひ、お正月のおせちは中納言をご利用くださいませ。