おせちが華やかになる!簡単な卵料理のレシピと込められた意味を紹介します【錦卵・伊達巻など】

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おせちが華やかに!簡単な卵料理のレシピと込められた意味を紹介【錦卵・伊達巻など】

おせち料理といえば、まず何が思い浮かぶでしょうか。
黒豆や数の子・紅白かまぼこなどの他、伊達巻や錦卵といったたまご料理も定番のメニューですよね。
たまご料理は、大人だけでなく子どもや年配の方にも親しまれてきた食材で、卵焼きや伊達巻、錦卵など「おせちたまご」としてさまざまなメニューがあるのも魅力です。
鮮やかな黄色は彩りを良くし、保存のきく調理法で昔から重宝されてきました。
この記事では、おせち料理に欠かせないたまご料理の縁起の良いいわれ・意味、美味しいレシピまで詳しく解説しています。
また、豪華な伊勢海老が入った「活・伊勢海老料理専門店中納言」のおせちもご紹介しているので、新年の準備の参考にしてくださいね。

おせちに欠かせない卵料理

中納言のおせち料理

日本に古くから伝わる伝統食「おせち料理」は、お正月を祝うめでたい料理です。
祝い肴として有名な黒豆・数の子・田作りをはじめ、えびやかまぼこなど日持ちする縁起物が数十種類ふんだんに盛り込まれています。
おせち料理は普段の料理とは少し違ったメニューも多く、子どもは案外苦手なことが多いですよね。
しかし、おせちの中に黄色が美しいたまご料理が入ると子どもも食べやすく、見た目も華やかになります。
そもそもたまご料理は、おせちの中の「口取り」というカテゴリにあたり、「祝い肴」と同様におせちの「一の重」に配置される料理です。
祝いの席でのおもてなし料理として、まず最初に食べる前菜のような役割を持ちます。
重箱に詰める際には、酒の肴「祝い肴」と一緒に、スイーツのような優しい甘さの伊達巻や上品な味わいの錦卵・だし巻き卵などを、右紅左白に気をつけながら一の重に彩り良く盛り込みます。

おせちの卵料理は錦卵・伊達巻

おせちに入るたまご料理といえば錦卵と伊達巻ですよね。
おせちの写真やイラストをみても、必ずと言っていいほど重箱に入っている定番の人気メニューです。
錦卵や伊達巻が入るだけで、おせちはかなり華やかな見た目になります。
ここでは、錦卵・伊達巻それぞれのいわれや込められた意味を紹介しましょう。

錦卵

錦卵

白と黄のコントラストが美しく、口に入れるとほろりと口溶けの良い錦卵(錦玉子)。
錦卵は地域によってさまざまな形のものがあるのも魅力のひとつです。
もっともポピュラーなのは二層になっているものですが、市松模様や渦巻模様など華やかな錦卵も多くあります。
錦(にしき)は「二色」の意味を持ち合わせ、黄身の黄色部分は「黄金」で白身の白色部分は「銀色」を表しています。
金・銀は豪華でおめでたい色として、新年を祝うおせち料理に入れられるようになりました。
また、織物の錦織りのように金と銀があでやかにに合わさる様子から「財宝をあやかれますように」との願いが込められています。

伊達巻

伊達巻

伊達巻は、ふんわりと優しい甘みが特徴のたまご料理です。
くるくる巻いた形が愛らしく、おせちの中でも子どもに大人気のメニューですよね。
名前の由来は、江戸時代の「伊達者」と呼ばれたおしゃれな若者たちの着物の柄から名付けられました。
流行りものが由来の伊達巻は、江戸時代に話題のスイーツだったのかもしれませんね。
そして、巻物に似ているところから「知識」を象徴し、「学業成就の願い」が込められています。

おせちに入れる卵料理の作り方

黄身をフライパンに流し込む様子

おせちのレシピは難しく思われがちですが、コツとポイントを掴んでおけば時短で簡単に作れます。
基本のたまご料理のレシピをマスターしておけば、おせちだけではなく日々のおかずとしても活躍するのでおすすめですよ。
子どもも喜ぶ甘くて優しい味わいを、食卓にも取り入れてみてくださいね。
※レシピは作りやすい2人分です。

蒸し器を使わずレンジで簡単!錦卵の作り方

  • 卵4個は固めにゆでて常温に冷ましておく
  • 冷めた卵の殻を剥き、白身と黄身にそれぞれ分ける
  • ざるやこし器で白身と黄身をそれぞれ裏ごしする
    <ポイント>裏ごしした白身はガーゼやふきんでぎゅっと絞り水分を抜いておくこと
  • 黄身に砂糖大さじ2、塩少々を入れ良く混ぜ合わせる
  • 白身に砂糖大さじ2、塩少々を入れ良く混ぜ合わせる
    <ポイント>砂糖の量は目安なのでお好みでもっと甘くしてもOK
  • 四角い耐熱容器にラップを敷いて、白身を敷き詰める
  • 白身の上に黄身を敷き詰める
  • 上にふんわりとラップをして電子レンジ(500W)で1〜2分加熱する
  • そのまま冷ましてから適度な大きさにカットしたら完成

焦げずにふわふわ!伊達巻の作り方

  • はんぺん1枚(約100g)は2cmほどにカットしておく
  • 卵4個に、調味料(醤油小さじ1・砂糖大さじ3・みりん大さじ1・酒大さじ1)を合わせて良く混ぜておく
  • ミキサーかフードプロセッサーにはんぺんと調味料をすべて入れ、なめらかになるまで混ぜる
  • フライパンに油を薄く引き、混ぜた生地を流し込み蓋をして7〜10分蒸し焼きにする
    <ポイント>必ず弱火で焦げないように焼き目を見ながら焼いていくこと
  • 良い焼き目になったら裏返して1〜2分焼く
    <ポイント>フライパンに押し付けず、ふんわり優しく
  • 裏も焼き目がついたら、熱いうちに巻きすに広げて押さえながら巻いていく
  • 巻きすの上から輪ゴムでしっかり留めて10分ほど冷ます
  • 冷めたら伊達巻を3〜4cm幅に切って出来上がり

卵料理が入った中納言のおせち

中納言のおせち

何かと忙しい年末。迎春準備がままならない方におすすめなのが、中納言の絶品おせちです。
鮮やかで見た目に美しいたまご料理や、立派な伊勢海老が入ることでお正月感がさらに増しますよ。
2024年は、6種類のおせちをご用意する予定です。
中納言の職人がこだわり抜いて作った生おせちと冷凍おせちの2スタイルがございます。
​​毎年、予約販売開始後にすぐ完売してしまう人気商品です。
老舗店の味をぜひ、家族皆でご堪能くださいませ。

生おせち

中納言の生おせち

作りたての味が楽しめる生おせちは、三段重「鳳凰」「瑞祥」「福寿」、二段重「新禧」、一段重「豊楽」の5種類をご用意しております。
「伊勢海老和み焼」や「伊勢海老祝盛」「伊勢海老松前漬け」など、中納言自慢の料理に加え、色鮮やかな「伊勢海老黄身煮」や「伊勢海老だし厚焼玉子」などたまご料理も配置。
三段重は3〜4名様用で、二段重は2〜3名様用、一段重は2名様用となっておりますので、集う人数やグルメなご家族の志向に合わせてお選びください。
約20〜30種類の、ふくよかな旨みたっぷりで至高のメニューの数々をご堪能ください。

※中納言のおせちは9月頃にリリースする予定です。
※大晦日の午後以降に各店舗でお渡しとなり賞味期限は元旦まで。
※すべての生おせちは、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。

冷凍おせち

中納言の冷凍おせち

全国にお届け可能な一段重の冷凍おせち「はつはる」です。
中納言独自の「急速冷凍加工」により、食感や味を損なわずおいしく召し上がっていただけます。
お重の蓋を開けると、中央には紅白に仕立てて配置した2尾の「伊勢海老和み焼」と「伊勢海老柚子マヨネーズ焼」が鎮座。
解凍してもおいしさそのままの色とりどりのメニューが12種類詰め込まれ、食べ応え抜群の豪華おせちです。
最高の食材を最良の調理法で仕上げた中納言の冷凍おせちは、新年の門出を祝うお正月に最適ですよ。
忙しい年末に、ぜひお取り寄せくださいませ。

※冷凍で3ヶ月が保存目安となります。解凍後は、賞味期限が冷蔵24時間以内です。
※一部の地域によってはお届けできない場合もございます。
※冷凍おせちは、食材の仕入れにより内容が変更になる場合があります。

卵料理で華やかなおせち料理に

お皿に盛り付けたおせち料理

お正月に家族で囲むおせち料理に、色鮮やかでおいしいたまご料理は欠かせませんよね。
彩りだけでなく、ほんのり甘くてホッとする旨みが子どもから大人まで大人気のメニューです。
定番の錦卵と伊達巻は難しそうに思われがちですが、コツを掴むだけで簡単に作れます。
材料もシンプルで時短になるので、おせちだけでなく、毎日のおかずやおやつに取り入れてみてくださいね。
また、忙しいご家庭には中納言の絶品おせちがおすすめですよ。
ぜひ迎春準備は中納言にお任せください。