
お知らせ
お知らせ
2022/11/16
お食い初めは「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれ、生後100日目を境に行う一生に一度きりのお祝いです。
初めてお食い初めを迎えるパパやママは、忙しい毎日の中での下調べや準備は大変なのではないでしょうか?
お食い初めの経験がある方でも「こんな風にしたい」という希望が出てきたかもしれませんね。
ここではお食い初めの歴史と儀式の流れ、場所選びの4つのポイントやお祝い金・プレゼントなどを解説しますので、皆様の思い出に残るお食い初めになるよう参考にしていただければ幸いです。
また、さまざまなスタイルでお祝いしていただける中納言のお食い初めのメニューもご紹介します。
「健康に育って欲しい」という祈りは、いつの時代も変わることのないもの。
では、お食い初めはいつから始まったお祝いなのでしょうか?
お食い初めの歴史は、諸説ありますが平安時代の宮中で行われていた「五十百日之祝儀(いかももかのしゅうぎ)」「百日(ももか)」などが起源と言われています。
室町時代や鎌倉時代の文献には、お食い初めの儀式にまつわる記述があったり、平家物語の中にも登場していることから、とても古くから伝わる儀式であることが分かります。
昔は衛生環境や栄養状態が良くないことが多く、赤ちゃんが早くに亡くなるのも珍しいことではありませんでした。
「無事に成人の日を迎えて欲しい」という願いから、さまざまなお祝いや儀式が行われており、お食い初めはその中の1つになっています。
1歳の誕生日を迎えるまでに、お食い初め以外にもさまざまなお祝いや儀式があります。
1歳を迎えるまでにお祝いや儀式は沢山ありますが「お七夜とお宮参り」「お宮参りとお食い初め」などの組み合わせで一緒に行う地域もあるようですから、ご両親に確認してみましょう。
また、お祝いに参加される方のスケジュールや、赤ちゃんとママの体調にも十分配慮したいですね。
お食い初めの儀式の内容や順番・必要な品など、基本的なポイントを押さえておきましょう!
お食い初めは「お食い初めの儀式」と「歯固めの儀式」の2つの儀式を合わせたお祝いで、
赤ちゃんが「健やかに丈夫に育ちますように」「食べ物に困ることがありませんように」との願いが込められています。
食べる順番は「飯椀→汁物→飯椀→焼き物→飯椀→汁物」で、この順番を1セットとして口元に持っていく動作を3回繰り返します。
儀式用に準備した「歯固めの石」に祝箸の先で触れ「赤ちゃんの健康」「丈夫な歯が生えてきますように」などを願いながら、石につけた祝箸の先端で優しく赤ちゃんの歯茎に触れます。
もちろん、赤ちゃんが自分でお箸を持って口元へ食べ物を運んだりはできませんから、食べさせる真似をする人が必要ですね。
それが「養い親(やしないおや)」と呼ばれる役割の人で「長寿にあやかる」という意味が込めて、赤ちゃんと同性の最年長の人がやるのが一般的です。
最近ではパパやママだけで行ったり、家族・親族が交代で行ったりとカタチにこだわらずににぎやかに行う方もいるようです。
幼いご兄弟なら「自分もやりたい」と、おねだりすることもあるかもしれませんね。
お食い初めの料理は重湯に餅を入れたものから「飯、汁、香の物、なます、煮物、焼き物」で構成された「一汁三菜」へと変化しました。
6品では数が合わないと思われるかもしれませんが、一汁三菜は「汁物と主菜・副菜2点」もしくは「汁物と主菜・副菜1点・副副菜1点」で、飯椀と香の物は加えないとされています。
一汁三菜は「エネルギーになるもの」「体をつくるもの」「体の調子を整えるもの」をバランスよく取れる組み合わせになっています。
お食い初めの儀式には「焼き物・椀物・汁物」の3品しか使いませんが、「一汁三菜」をきちんと揃えてあげるとお祝いの膳らしくなりますね。
「飯椀・汁椀・平椀・つぼ椀・高坪・平皿」の6つがセットになった「漆器」を使用し、正式には「男の子には朱塗りの椀」「女の子には黒塗りの椀」と器の色を使い分けます。
現在では男女ともにお祝い事に使われる「朱塗りの椀」にしたり、地域差によっては色の使い分けが逆だったりと、さまざまです。
ご家庭でお食い初めの儀式を行う場合は、離乳食でも使えるように色や素材にこだわらずに新しい食器を購入する方もいらっしゃいます。
歯固めの儀式に使う石を「歯固め石」と呼び、「固いものが食べられる時期まで丈夫に育つように」「一生食べ物に困らないように」「丈夫な歯が生えるように」といった、さまざまな願いが込められています。
石の形・種類・数に決まりはなく「神社で手に入れる」「お食い初めセットを購入する」「近場の河原で拾う」の他に、レストラン・料亭などでお食い初めをする場合はコースに含まれていることもあります。
祝箸は長さが約24センチ(昔の単位で八寸)の折れにくい白木から作られた両先端が細く削られているお箸で、水引がついていたり「寿」という文字が書かれた箸袋に入っています。
お箸の両方が細くなっているのは「神人共食(しんじんきょうしょく)」といって反対側を神様に使っていただくことで、食事を通じて神様と繋がるという意味があります。
お食い初めの儀式の時期や必要物品には、地域差があるものも。
沖縄では、そもそもお宮参りやお食い初めの習慣がない地域もあるそうです。
お食い初めの儀式や必要物品にはさまざまな決まりがありますが、あまりこだわり過ぎずに赤ちゃんの幸せと健康を祈る気持ちを大切にしたいですね。
「お食い初めをどこでお祝いする?」
場所を決めるのに悩まれる方もいらっしゃるのでは?
まずは、この4つのポイントから検討してみましょう!
何かと物入りな時期ですから、できるだけ出費を抑えたいという方もいらっしゃるのでは?
お祝いの場所は利便性とともに「どの程度サービスを利用するのか?」という点から考えてみましょう。
すべて準備する場合は一番出費を抑えられますが、食材・食器・歯固め石などを入手しなくてはいけません。
費用とともに赤ちゃん・ママの体調や、精神的・肉体的な負担を考慮して検討してみましょう。
養い親は赤ちゃんと同性の年配者が役割を担うことが多いため、祖父母や兄弟を招待してお祝いすることが一般的でした。
最近では外出を控えられている方やスケジュールが合わないという理由から、パパやママだけで行うことも増えています。
事前に参加者の人数を把握することで、お祝いする場所の選定も変わってくるかもしれませんね。
この4つのポイントを先にしっかり決めておけば、悩むことが少なくなるでしょう。
ちょうど100日目にお祝いするのは、なかなか難しいことも。
100日目前後の土日祝を利用したりと、柔軟に調整することが多くなっています。
「大安」「仏滅」など「六曜(ろくよう)」を気にする方もいらっしゃるようですが、基本的にお食い初めなどのお祝いは六曜とは関係ないと言われており、お祝いに参加する方のスケジュールを最優先に考えていいでしょう。
お祝いの場所や費用などは、かなり幅がありますから経験者に聞いてみるのも一つの手ですね。
お食い初めの食事代を内祝いとするのが一般的で、別に準備する必要はないと言われています。
ただし、お祝いの参加者から儀式の費用を負担してもらったり、お祝い金を多めにもらった場合には後からお礼の言葉とともに渡すとスマートです。
お食い初めに参加できなかった方からお祝いをもらった場合は、感謝の気持ちを込めて内祝いとしてお返ししましょう。
また、遠方で参加できなかった方には、お祝いの品に記念写真やメッセージを添えると喜ばれます。
お食い初めの疑問はパパやママだけではなく、初めて招待された方にもあるのでは?
お祝いに招待された方がよく検索している「お祝い金の相場」や「ご祝儀袋」について、みてみましょう!
金額は、儀式後の食事代に気持ちを上乗せして渡すのが一般的。
祖父母からのお祝い金の相場は1人約10,000円で、夫婦揃って参加する場合は約2万円です。
地域によっては、母方の実家がお食い初めに使う食器を準備するなどの風習が残っていることもあり、その場合は金銭的なお祝いをしないということも。
叔父・叔母・親族のお祝い金の相場は1人約5,000円~10,000円で、ご家族連名で渡すこともあるようです。
お祝いする場所によっても費用が変わりますから、どこで行うかパパやママに確認してからお祝い金の金額を考えてみるのもアリですね。
また、水引がない「赤帽(あかぼう)」と呼ばれるご祝儀袋もあり、寸志・謝礼など格式にこだわらない時に使用されますので注意しましょう。
お食い初めのお祝い当日に渡す場合…「祝御食初」「御初膳祝」「箸ぞろえ祝」
お食い初めの儀式と一緒に「お色直し式」を行う場合…「祝御色直」
お祝いの後に渡す場合…「祝御成長(しゅくごせいちょう/ごせいちょうしゅくす)」
筆書きが苦手な方は、ご祝儀袋の購入時に同封されているプリントされた「御祝」などを利用する手もあります。
お祝い金を渡す決まりはありませんが赤ちゃんの成長とともに出費は増えますし、毎日家事や育児を頑張っているパパやママを労う気持ちを込めて渡すと素敵ですね。
お食い初めには、お祝い金以外のプレゼントでお祝いの気持ちを伝える方法もあります。
お食い初めの生後100日目以降は離乳食を考えて食器を揃えていく時期ですから、少し早めにプレゼントするとパパやママも助かりますね。
落としても割れない素材が安心ですし、食器セットなら買いそろえなく済むので便利ですね。
ヨーロッパでは「銀のスプーン」を「魔除け」「一生食べ物に困らない」などの願いを込めて贈る習慣があるようです。
五感の成長が著しい時期に「知育グッズ」のプレゼントも喜ばれます。
口に入れても安全な素材や、汚れがすぐにふき取れるもの、洗濯可能なものがおすすめです。
おもちゃが吊り下げられている「ベビージム」・音が鳴る「ラトル」・手触りの良い「ぬいぐるみ」など、赤ちゃんの成長に寄り添ってくれるでしょう。
消耗品のおむつを、可愛く豪華にまとめた「おむつケーキ」は「ぬいぐるみ」「おもちゃ」「絵本」などが一緒になっているものもあるので、見た目も豪華でお食い初めの席に彩りを添えてくれます。
ぬいぐるみとともに100日目のお祝いにちなんだ「100本のバラ」や、半永久に枯れない「プリザーブドフラワー」は、いつまでも楽しい時を思い出させてくれるでしょう。
「何を贈ったらいいか分からない」「赤ちゃんにマストなものを贈りたい」そんな時には、パパやママが「欲しい」と思ったものを選べる、ベビー用のカタログギフトをプレゼントするのもアリです。
一生懸命考えた贈り物は赤ちゃんはもちろん、パパやママにもきっと喜んでもらえるはずです。
中納言はお祝いの宴にふさわしい伊勢海老を、至福の食材とともにお楽しみいただけるように多彩なメニューをご用意。
一生に一度のハレの日を、中納言が織りなす贅沢で洗練されたお料理とともにお過ごし下さいませ。
縁起が良くクオリティ高い食材を五感で味わうお料理に変えて、3種類のお重に閉じ込めました。
多くの方にご賞味いただけるよう、オンライン通販にて全国の皆様へお届けいたします。
儀式に必要なお料理とともに「祝箸」「歯固め石」をセットにしておりますので、ご用意いただいた食器に盛り付けるだけで簡単にお祝いの準備が整います。
ご注文のお料理と一緒に「お食い初めの式次第」「お召し上がり方のしおり」を同梱しておりますので、ご自宅でもスムーズにお祝いの儀式を執り行っていただけます。
吟味した素材が持つ繊細な味わいをそのまま味わっていただけるよう、関西の阪神エリアにお住いの皆様へお届けします。
合成保存料を一切使わずに安心・安全な天然調味料のみを使用し、祝いの席に欠かせない縁起の良い食材の美味しさを丁寧に引き出し、お食い初め弁当にまとめました。
また、オプションで3サイズから選べる「祝い鯛」と「お吸い物」のご用意がございます。
中納言はお食い初め弁当の他に、ハレの日の楽しい宴に山海の恵みをふんだんに使った、ご馳走尽くしのお弁当も多数ご用意しております。
ぜひお祝いに参加された皆様も中納言のお弁当をご賞味くださいませ。
中納言のレストランでは、鯛の尾頭付き・すまし汁・赤飯・煮物・歯固め石がセットになった「お食い初め膳」でお出迎え。
多くの「おめでとう」を見守ってきた中納言がお食い初めに必要なアイテムを準備し、スムーズに儀式が進むよう、おもてなしいたします。
お食い初め儀式の膳のほか、大人の方にもご満足いただける創意工夫をこらした伊勢海老料理を取り揃えてお待ちしております。
お食い初めの儀式の後は、一家団欒の楽しいひと時をお過ごしくださいませ。
また、レストランをご利用いただく場合は「クーファンの貸出」「メッセージカードのプレゼント」「記念撮影」3つのサービスでお祝いいたします。
中納言のレストランでの「お食い初めの儀式」や「お食い初め膳」は、心を込めておもてなしの準備をいたしますので、7日前までのご予約をお願いしております。
なお、お食い初め膳以外のメニューは別途ご注文いただいておりますので、ご予約の際にお申しつけいただくとご提供までがスムーズです。
お食い初めのお祝いの品・内祝いに、中納言のギフトはいかがでしょうか?
中納言は料理の他にも、さまざまなバリエーションのギフトをオンライン通販サイトに取り揃えております。
極み品の数々が、日常に贅沢なひと時を演出します。
パパやママ・祖父母様・ご兄弟様・ご親族の方々へのお祝いや感謝の気持ちを、ギフトとともに伝えてみてはいかがでしょうか?
伊勢海老の専門店中納言は創業から長きにわたり、お食い初めはもちろん歓送迎会・結婚記念日・還暦など、多くのお祝いをプロデュースしてまいりました。
皆様が迎える数々のハレの日を「おめでとう」の笑顔あふれる時間にしたい。
中納言の伝統と格式が織りなす味とおもてなしで、お力添えいたします。
レストランで、ご自宅で。
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